客演ラッシュも終わり、ホームワーカホリックの映画の製作準備が再開した。
映画とはいえ作品の構成がアレ(詳しくはまだ秘密)なので、演劇の舞台とほぼ同様の稽古を行うのだけど、でもやっぱり映画だなと感じるところもあって、それは意識するべき観客の視点とでもいいますか。
要はカットで割られるわけであるからして、舞台と違い、一方向からではなく、その場面、そのやり取り、その仕草によって観せるポイントがめまぐるしく変わる。俳優は場合によっては1秒後に180度違う方向へ意識を向けなければならない。スリリング!
ということは、必然的に、演出もあちこち動き回りながらそれを確認する作業が必要なのです。
でーんとデスクを構えてドッシリ座っているわけにはいかない。
そんな現場が、今、めちゃくちゃ面白い。
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